にきびは、毛穴が詰まって中に皮脂が溜まり、アクネ菌が繁殖して炎症を起こす皮膚の病気です。 10歳以降の思春期にできる方が多く、これはホルモンの影響で皮脂が増えて毛穴が詰まるからです。 そして大人になると、ホルモンバランスの乱れなどにより今度は毛穴の出入り口が固くなることが原因で、同じように毛穴が塞がってにきびが発生します。
にきびは、ついつい「数日で治るだろう」と軽視してしまいがちですが、炎症を1ヶ月以上放置しておくと瘢痕(はんこん)と呼ばれる凸凹ができて、そのまま残ってしまうことが最近の研究で分かっています。
にきびやにきび跡の色素沈着は治療をすることができますが、瘢痕になってしまったら小さな傷としてその後もずっと残ってしまうことになりますので、にきびだと思われる症状に気づいた時は、できるだけ早い段階で治療を受けるようにしましょう。